必死で涙をこらえる子供

生きていくのがつらいあなた、もしかしたら原因はインナーチャイルドかも

今、生きづらさを感じている人、死にたいと思っていますか?
もしかしたらあなたがそう感じる原因は、親や養育者(育てた人)から受けた仕打ちが原因かもしれません。
幼い頃に満足な愛情を感じることができなかった、「ココロの栄養」が足りてないと感じるあなたは大きくなって、「アダルトチャイルド(オトナコドモ)」に育っているのかもしれません。

「生きづらさ」を感じる原因の80%は親にある

TBSドラマ「きみが心に棲みついた」の主人公、今日子ことキョドコは自分に自身が持てず、モラハラ・DVを働く男性との恋愛から離れられずにいます。
今日子は実の母親から心理的トラウマになる言動を取られており、実はこの男性との関係は「共生」という依存関係なのです。
今日子は母親などの言動で心が傷つくと、時に無条件に受け入れる偽りの優しさをみせるその男性から離れることができなくなってしまうのです。
これは主人公の心の中に、ココロの栄養不足で育ちきれてない幼い日の自分(インナーチャイルド)がいて、冷たい実の親にもらえなかった愛情を代わりに男性に求めているからです。
インナーチャイルドは、あなたの心の奥底で、あなたの感じ方や考え方に大きな影響を与えています。

基本的な用語の説明

アダルトチャイルド(オトナコドモ)

…心に子供の頃のトラウマ、心の傷を癒えないまま抱えて育った大人のこと

インナーチャイルド(内なるコドモ)

…成長した自分の中にひそむ「愛情とココロの栄養に飢えている幼いころの自分」です。

子供の虐待はインナーチャイルドがさせている

心の奥底に住むインナーチャイルドは、あなたがその存在に気づかなくても、様々なことをあなたにやらせます。
例えば子供の虐待。
親から虐待を受けた人間は、一番身近な人から受けたその「接し方」を「普通の行動・正しい愛情」だと錯覚します。
そして大人になって、一般常識を身につけたあとも、子育てという他人が入り込みづらい関係の中で、かつて自分が受けた接し方で子供を育ててしまうのです。
なぜなら他に親から受けた気持ちの表現方法を知らないから。
心の中にはかつて親の虐待におびえた小さい時の自分(インナーチャイルド)が住んでいますが、そのチャイルドのおびえがよけいあなたを虐待にはしらせるのです。
なぜなら、もう「小さくて虐待される自分」ではなくなりたいから。
心の奥底の小さな自分(チャイルド)を安心させるため、
「虐待する側」に自分を回らせているのです。

少しでも心にひっかかりを感じたら

自分が親に「虐待」を受けた、と感じなくてもアダルトチャイルド(オトナコドモ)であることはよくあります。
自分の生きづらさの原因に気づくのは、実はとてもむずかしいためです。
「私は親ととっても仲良し」「親のことが大好き」と表面上のあなたが思っていても、実は必要な愛情をうけられていないことがあります。
少しでもひっかかる、思いあたる、ちょっと気になると感じたら、ぜひ本やネットで情報を集めてみてください。

おすすめのインナーチャイルド関連本

自分の深層心理を意識することは癒しにつながりとても大事です。
まずはこれらの本で、辛さの原因の解消方法をチェックしてみましょう。
大きな文字のやさしい言葉で書かれた本が多いです。

  • インナーチャイルド―本当のあなたを取り戻す方法
  • アダルト・チャイルドが自分と向きあう本
  • インナーチャイルド―本当のあなたを取り戻す方法 改訂版
  • 毒になる親 一生苦しむ子供

気軽にプチカウンセリングを受けてみる

今はメンタルなカウンセリングは気軽に受けられる時代になりました。
女性のセラピストも多数存在し、民間の臨床心理士らが行う相談所などで受けることができます。
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まとめ

幼いころに心に受けた傷は、自分自身で消化できていないと、大人になってからも様々な影響をおよぼします。
人生のヒントとして、まずは自分の体験とどう向き合うか、考えてみてくださいね。

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